SSブログ

最果てのセレナード( 2)[講談社] [YOSHIKI]

最果てのセレナード(2)[講談社]


ひの宙子
2023年12月21日

業界話題の才能・ひの宙子による、十勝が舞台のピアノ少女と母殺しの激情サスペンス!
「わたし、ずっと律っちゃんに会いたかった」律は十年ぶりに小夜との再会を果たした。あの雪の日。母親の失踪。十年間しまいこんできた二人だけの秘密。それを暴こうとする誰かの存在を、小夜が示唆する。

律は中学の同窓会のために地元・北海道へ帰省した。しかし、目的は同窓会じゃない。
十年前、律が小夜の母親を殺すことを考えて書いていた殺人計画ノートの行方を確かめるために戻ってきたのだ。ノートは当時の担任・沖田が持っているという。思い出話が盛り上がる同窓会の片隅で、律は沖田にノートのことを探っていく。だが、沖田の「警察にはウソをついておいたから」という真相不明な一言が、律の心は激しくかき乱みだされていく。

オムニバス短編集『グッド・バイ・プロミネンス』『やがて明日に至る蝉』(祥伝社)が多くの心を揺さぶった著者・ひの宙子が、「月刊アフタヌーン」で初の長編連載に挑むのがこの作品。第1話目は異例の8Pカラー付きでスタートし、『グッド・バイ・プロミネンス』を連載した「FEELYOUNG」とのコラボ企画も話題となった。






tag:
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:moblog